Eビジネス研究所にて株式会社WEB2.0の佐藤氏をお招きして「60分で理解するWeb2.0」というセミナが開かれた。
注目キーワードのWeb2.0をどのようにお話しするのか興味津々。
佐藤氏は、技術者でなくてもわかりやすいように工夫して話をしていました。
なるほどと思う事もあるなか、やはりまだモヤモヤしたイメージは拭いきれません。
多分Web2.0は、語れば語るほどモヤモヤするものなのだと思う。
現象を言葉にしただけであって、それを深く説明したりするのに意味はあるのかな?
○○だからWeb2.0と決め付けるのは、やはり無理が多い。
いわゆるWeb1.0時代からネットバブルを乗り越えて今も健在している会社やサービスにその本質があるのだと思う。
それらの会社やサービスを見比べれば自ずと共通点も見えてくる。
そうなると、他社にはないデータ(コンテンツ)を沢山抱えている所が多いのかな。
データにもいろいろあるが、クチコミデータがわかりやすい。
ユーザのクチコミデータが集まるとそれを閲覧するユーザーが集まる。そうするとさらに書き込みするユーザーも現れる。
結果的に大量のクチコミデータを保有することになり、他社へのアドバンテージが広がる。
それがブロードバンドの普及により、閲覧するユーザーも書き込みするユーザーも飛躍的に増え、益々競争力を得ることができた。
利用者が増える事でデータが増え、さらなるデータがまた増えていく。
この流れを意図的または無意識のうちに構築できていた会社やサービスが今も残っているのではないかな?
さらに、このロジックから収益に結び付けている会社が圧倒的な存在感を表している。
GoogleなりAmazonはすばらしいですね。
特にGoogleはユーザーに意識させずにデータを構築していますからね。
楽天やカカクコムなども十分あてはまると思う。
先進的な技術ではなく、サービスを利用される事でさらに価値を向上させる会社が、環境の変化とマッチングした現象なのかと思う。
と言ってみたところで、モヤモヤ感は残りますね。
佐藤氏が最後に語った一言が印象に残っている。
「愛されるサイトをつくる」
この一言につきるのかな。
「nanoty」も愛されるサイトになるべくがんばらねば。
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