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小児の鼠径ヘルニア(そけいヘルニア)手術入院体験記

先週末、次男(3歳)が鼠径ヘルニアの手術をしてきました。

産まれて半年後くらいかな、性器の右上あたりの所がポッコリ出ている時があり、特に風呂上りや飛び跳ねたり力んだりした時になど目立つようになってきました。

医者に見てもらうと先天的な鼠径ヘルニアとの診断。
いわゆる脱腸ですね。

割と多いらしいのですが、中には1歳を過ぎる頃には自然に治ってしまうこともあるとか。

結局、ポッコリはそのままだったので、長男が夏休みに入ったタイミングで入院、手術となりました。

手術方法はポッツ法とのこと。
この辺が参考になるかな?

http://www.hernia.jp/ope/579.html
http://www.osaka-med.jrc.or.jp/shounigeka/doctor/doc_ing01.htm

手術自体はそれほど難しいものではなく30分くらいらしい。
ただ、全身麻酔での手術となります。

自分は、何となく全身麻酔が嫌いで、数年前の自分の手術の時も麻酔が不安で仕方が無かったです。

昔見た麻酔から目を覚まさなくなるドラマを見たことがあり、それ以来トラウマになっているような。。。
そのドラマは、たしか、テレビではあまりみない浅野忠信が出ていた記憶があり、ググってみると、たぶんこのドラマだと思う。

http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-29947

(16年前かぁ~)

で、実際の手術の方は、

一日目

まず前日の午後に入院。
病棟に入るなり次男の顔が一気にこわばり始める。
先日、診察に来た際に注射を何本か打たれて、その時の事を思い出した様子。

この日は、特になにもなく、食事なども普通に過ごしました。

二日目

朝一での手術となり、8時半くらいに手術着に着替え。
9時に手術室へ移動。
手術室の中には嫁さんだけが入室する予定でしたが、扉の前で何かを察知した次男は自分にしがみ付離れようとしません。
仕方が無く一緒に入れてもらえることになりました。

手術室に入り、さっそく麻酔の準備。
ここでも次男はかなり抵抗してお医者さんも困った様子。。。

ちょっとした隙をみて、次男を仰向けに寝かし、強引に麻酔の吸引口を押し付ける。
そして5秒くらいで力が抜けそのまま眠ってしまいました。

なんか、安いドラマでハンカチを口にあてて眠らすシーンのような感じ。

必死にもがいていた次男の姿が切ないですなぁ。。。

そして手術開始。
自分と嫁さんは病室で終わるのを待つことに。

手術は30分程度で麻酔から目を覚ますまで早ければ一時間程度のこと。

結局、終わったのは一時間半くらいかな。
手術はあっさり終わったけど点滴をつけるのに時間がかかったとか。。。

しかし、こういうときに時間はほんと長いですね。

そして、手術室へお迎えに。

扉の向こうで大泣きしている声が響いてくる。
無事に目を覚ましたのを実感でき一安心。

術後、それほど違和感もなくしゃべったり遊んだり。
さすがに体力は消耗しているのかすぐに寝てしまったり。

自分が家に帰ったあと、傷口を痛がるような事もあったらしいですが、遊びだすと忘れてしまう程度のものでした。

傷口もそれほど目立たない感じ。

三日目

朝の検診で退院できることに。
もろもろの手続きを済ませ、お昼くらいに無事退院しました。

家に帰ってくるなりお気に入りのおもちゃでさっそく遊びだしていました。
油断すると飛び跳ねたりしているので、傷口が開いてしまわないかこっちがヒヤヒヤする場面も。。。

とにかく、二泊三日で無事に手術を終えることができて本当に良かった。
がんばった次男を褒めてあげたい!

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