自分の中で、クラウドやソーシャルの理解がイマイチなので、自分なりに少しまとめてみた。
ユーザーを中心にサービスや環境をイメージするとこんな感じかな?
まぁ、なんともいえない図になってしまったけど、いろんな情報がネットの向こう側で管理され、それらを利用するツールとしてサイトやアプリなどが敷き詰められていくようなイメージ。
サービス同士も様々な連携が成されていき、各々の強みをより生かした展開が広がっていく。
情報は人を介して伝播され、各々のユーザーにとって有益なコンテンツとして再構成される。
その時々の体験や感情などがオンラインで繋がっていく。
アーカイブされたものを検索する形から、自分が欲しい情報を欲しいタイミングで、時間や場所を軸にプッシュされてくる。
自分の行動も、意識の有無を問わず誰かの情報として上っていく。
便利なような、そうでないような。。。
個人的にもソーシャル系のサービスの可能性や面白さなどは実感するものの、その中での情報のコントロールが効き難くなると途端に居心地が低下してしまう。
そのあたりはここでも書いている部分なのかな。
サービス側の視点では、インフラや開発のコストが下がることで、アイデアを直ぐに具現化できたり、スケーラビリティやセキュリティの面でも余分な投資が必要なくなってくる。
誰でもチャレンジしやすい環境が整ってきているので、これからものすごい勢いでサービスが増え続けていくのだろう。
そうなると、いわゆるロングテール化が進み、2対8どころの比率ではなくなってくるような。
ロングテールって2割が勝つようなイメージだけど、Webの世界だと2でも8でもなくその土台となるプラットホームを持っている所の一人勝ちだと思う。
クラウドやソーシャルでも、既にその土台となるプレイヤーは出揃っており、その上での陣取り合戦が激しくなる一方、土台となる巨人達はますます存在感を増していくばかり。
ユーザー側からみても無料や安価で高機能、便利で楽しいアプリが湧き水のようにあふれ、最初はわくわくしながら使っていても、尋常じゃない数のアプリが登録されることで、見つけ出すことすら困難になってくる。
ここでもソーシャルの流れを生かしたマーケティングなりプロモーションがポイントになってくる。
クラウドとソーシャルは今後のサービスにとって車の両輪のような存在になっていくのかな。
ただ、最近のサービスは話題になったとしてもすぐに飽きられたり、巣移りされやすい環境であるのも事実。
機能やアイデアだけでは差別化しにくく、根強いファンをどれだけ育てられるのかが重要だと感じる。
個人的にも、特定のニッチな分野で5年10年と中長期でサービスを育てていけたらと最近はよく思うことがある。
小資本で小さなサービス。ただ、特定の分野ではダントツ一番のサービス。
来年はそんなサービスを妄想してみたい。
>ロングテールって2割が勝つようなイメージだけど
それは、パレートの法則では?
ロングテールという考え方は、「小さいものを寄せ集めたら、実はけっこうボリュームあるよ」という話なので、「Webの世界だと2でも8でもなくその土台となるプラットホームを持っている所の一人勝ち」をさしていることにほかなりません。
>p-articleさん
コメントありがとうございます。
はい、おっしゃる通りでちょっとごちゃごちゃしてしまいました。
まぁ、それだけ自分の中で整理できない感じです。