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東北地方太平洋沖地震

昨日、3月11日14時46分ごろ、三陸沖を震源に国内観測史上最大のM8.8の地震が発生。
ちょうどその頃、有給中で都内の知り合いの会社などに挨拶まわりをしていて、青山トンネルを徒歩で六本木方面に抜けた先で地震に遭遇。

最初は、自分が目眩してると錯覚していたが、頭上の首都高速が大きく揺れているのを見て地震だと認識。

大きく長い揺れが続きました。
周りにいた人たちも皆立ち尽くし、揺れが治まるのをただじっと待つばかり。

しばらくして、ようやく沈静化。
回りのビルからは逃げるように路上に人が溢れていました。

幸い、自分の周りでは何かが落ちたり倒れたりすることが無く、けが人などもいない様子。

そのまま表参道方面へ。

とにかく、みんな表に出て安全を確認しホッとしていたり怯えていたりと騒然としていた。

岡本太郎記念館に寄ろうと思っていたので、そのまま向かったのですが、記念館の中のガラスなどが割れてしまったり、外のオブジェが倒れてしまったりで臨時休館となっていた。

そのまま、表参道の地下鉄の駅へ。
途中の古そうなビルの窓ガラスが結構割れていました。

駅構内にも非難した人があちこちにしゃがみこんでおり、何もできない状態。
もちろん電車は動いておらず復旧の見込みも無いとのこと。

駅のアナウンスでは、地下の駅構内は耐震設備の為、安全であると強調。上に行くほど危険なので、そのまま待機するようにと。

自分も、その場にしゃがみこみ、とにかく情報収集。
こういう時はTwitterやFacebookが役に立ちますね。
被害状況を大体把握し、自宅と電話で連絡することができたので一安心。

USTREAMでテレビの中継をしているとのことだったのえ、モバイルルーターとノートPCで接続しNHKの中継を確認。

大津波の様子がリアルに放映されており、この地震の被害の大きさを実感。
想像をはるかに超えた被害に、正直気分が悪くなりPCを閉じ、これからどうするか考えることに。

一時間ほど駅にいましたが、当分動かないと判断し、とりあえず東京駅に向かって歩くことに。
向こうに行っても同じことだけど、とにかくじっとしていられない。

外にでると、歩いている人がやはり多い。
とにかく自分も歩く。

赤坂見附の交差点までくると、見覚えのある人を発見。
仕事先の方が反対方面から歩いてきました。
少し情報を共有しそれぞれ別の方向へ。

しばらくし国会の前を通過。
迅速な判断と対応をお願いしたい。

東京タワーのてっぺんが少し傾いているような。

その後、また見覚えのある2人を発見。
昨日会う予定だったが会えなかった人とばったり。
偶然なのか必然なのか、こういう出会いが最近よくある。
しばらく今回の災害のこと、お互いの近況などを報告し合って、またそれぞれ別の方向へ。

新橋駅付近まできて、さらに人が多くなってくる。
とにかく東京駅に向かう。

有楽町あたりでは、帰るのをあきらめて飲んでいる人も多い。

八重洲で地下に入ると、ここも非難している人たちがしゃがみこんでいる。
電車が止まっているので、ここに滞留するしかないのだろう。

飲食店はどこも満席で行列ができている。
自分も空腹だったので、とりあえず何かを食べようと空いている店を探すがなかなか見当たらない。

よく行くカレー屋さんも行列していたが、テイクアウトがほとんどで、待つことなく店に入ることができた。
3時間くらい歩き続けたので、ようやく休むことができた。

とはいえ、のんびりもしていられないので、そそくさと食事を済ませ、とりあえず駅に向かう。

アナウンスでは全線復旧の見込みはないと言っているが、新幹線の改札に向かうとちょっと様子が異なる。

ちょうど最初の新幹線が出るタイミングだったらしい。
のぞみの後にすぐこだまが出るとのことなので、ホームに向かう。

さすがに車内すでに満席だったが、こだまでも静岡までは1時間半程度なので、立っていくことに。
発車ぎりぎりでかなり人も増え、立っていることすら困難な状態。

しかも、発車してもかなりゆっくりなペース。
しばらく30km運転とのことで、新横浜までで1時間半もかかっている。
途中、町全体がまっくらで、停電している様子が新幹線からも見え、不気味な雰囲気を目の当たりにする。

新横浜を越えても70km程度で、場所によっては30kmのノロノロ運転。
小田原にさらに一時間ほどで到着。

その後、通常のスピードでの運転が再開され、ようやく新幹線らしくなってきました。

熱海駅で幸運にも座ることができ、3時間ほど立ちっぱなしの足腰を休ませることができました。

22時半くらいに無事静岡に到着。
しかし、東海道線が止まっているため、自宅に連絡し迎えにきてもらうことに。

23時過ぎにようやく自宅に帰ることができました。

テレビでは帰ることができなく駅やビルなどに待機している人が多く、自分はタイミングよく帰ってこれたことに感謝。

しかし、被害の状況が刻々と酷くなるのは、本当につらい。

とにかく、みんながんばってもらいたい。

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